措置入院という言葉を始めて知った。
「カッコーの巣の上で」は強烈な映画だったが、まさか
今では「人権」という普遍的な価値が強力に育ったから、
電気ショックみたいな治療はしてないだろう。
だが、今でも精神治療は行われているのだった。
問題は「人権」という普遍的な価値が強力に育ったために、
危険な人間が猫を被って医者を騙し、あっさり退院して
しまうことだ。
ポケモンGOがそんなに流行っているのなら、危険人物を
把握するソフトとして利用すればいいのでは?
もちろん精神疾患のある人が、誰でも危険なわけではない。
危険のない人の「人権」を阻害してはならないし、
昔のように死ぬまで精神病院に監禁しておくようなことが
あったら恐ろしい。
今回の大量虐殺の犯人が、措置入院されたことがあったの
なら、精神疾患なのか、危険思想に洗脳された奴なのか、
その判断も難しい。
精神疾患ならば、「殺人罪」に問えるか否かも問題になる。
犯行を予告する手紙だけでは罪に問えないらしいが、
19人も殺害した犯人を再び社会に出してほしくはない。
そして犯人の優性思想を否定するのならば、犠牲になった
障害者の個人名を公表しなければならない。
犠牲者の名前を公表しないのは、障害者という存在は、
遺族にとっても、社会にとっても、もともといなかった人
だと見做されていることになる。
犠牲者の個人名を公表しないのは、殺人鬼の危険思想に
論拠を与えることになるのに、一体どういうつもりなの
だろう?
マスコミもそこをなぜ報じないのか?